中山 かんなさん (大阪大学 基礎工学部)

Jinさんと出会ったきっかけは、 レゴブロックが好きで、小学生の時に検索していたら、たくさんのMindstorms作品が、写真と動画で公開されているHP(Mindstomrs情報局)を発見したことです。

そこのBBSで、LEGO Mindstormsのどれを両親に買ってもらうべきか、どんな風にプログラムできるのか、相談していた相手の中の一人がJinさん。
恥も礼儀もないガキの私にやさしく対応してくれました。
あのときは、小学生でBBSに書き込むほどのレゴブロック好きは少なかったからでしょうか。

しばらく後、ふとレゴブロック専門店でMindstormsを手に取ると、「キミもJin Satoのようにすごいロボットをつくろう!!」と書いてあることに気づき、彼がLEGO Mindstorms界ではただならぬ人だということを知り、いつか会いたいと思ったものです。

それから12年経って、SNSで偶然Jinさんを発見し、話しかけて、つくばにいると知りました。

その時たまたまつくばにいく事になったので、会いたいと申し出たところ快くOKをいただき、レゴブロック好きの大人たちとのパーティーの場で初対面。MIBOを生で見せていただき、とても感銘深かったです。

レゴブロックを通してロボット作りをするメリットは、何度も試行錯誤できるので、材料が無駄にならないこと、道具や工具が不要でパーツがあればなんでもできることだと思います。
また、本物の機械の中で実際に使われている部品(デフギア、ニューマチックシリンダ、ボールジョイント、自在継手etc)がひと通りそろっており、市販のレゴブロック製品をそのまま組み立てるだけでも勉強になるし、自分でそれを再現しても勉強になりますね。

何より、ただのロボットと違って、見た目をいくらでもかわいく、楽しくできるので、見せた相手の「おお~っ!」という反応を見られるのが利点だと思います。
市販のロボットは、お決まりの手順で組み立てるだけなので、作る側も退屈だし、達成感もありません。
しかも、完成品には女の人はあまり興味を持ってくれないのです。
でも、レゴブロックだと、自分で工夫するから愛着もあるし、いつまでたっても完成がない(いつまでも改良し続けられる)のが楽しいですね。

レゴブロックに対する思い出:
お小遣い制度がなく、お年玉も全額貯金だった我が家で、誕生日とクリスマスは唯一おもちゃを買ってもらえるチャンスでした。
だから、すぐに飽きてしまうようなおもちゃは勿体無くて選べませんでした。
レゴブロックなら、新しく買ってもらったものと、それまでに持っていたものを合わせて遊べるから、毎年ずっとレゴブロックを買ってもらっていました。
でも、自分がほしかった LEGO Mindstormsは値段が高かったし、日本に輸入されたばかりのためロボット教室などもなくて、毎週末レゴハウスに一人で通ってはただ商品をずーっと眺めていろんなことを想像していました。

ようやく買ってもらえた時はほんとうにうれしくて、端から端まで遊び倒していろんなものをつくったものです。
あの当時に比べれば、今はたくさんパーツを持っているし、知識も技術も高くなりました。
でも、あの少ないパーツで、誰にも教わることなく自分で、工学や物理の知識を新規開拓していった頃が、今となってはいい思い出なのです。